カタスミ・シアター・ラボラトリー part.1『地下生活者のしゅき♡』

posted on 2025.03.31

2025年3月30日(日)、カタスミ・シアター・ラボラトリーpart.1『地下生活者のしゅき♡』が、シアターNESTにて上演されました。

 


カタスミ・シアター・ラボラトリー part.1
『地下生活者のしゅき♡』
原作=ドストエフスキー(『地下室の手記』より)
脚本・演出=大瀬戸正宗(片隅企画/サラダボール)


とどのつまりは、なにもしないほうがいいのさ!

意識的な無気力の方がマシだ! だから、地下室、万歳!
ばんざーい、地下に住むわたし。しゅき♡

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19世紀ロシア文学を代表する巨匠・ドストエフスキーの中編小説『地下室の手記』を現代的視点から翻案・戯曲化。
ひきこもり男の超ネガティブコメディ?をお届けされたくないかもしれませんがお届けします。

役人を辞め、地下室に引きこもり、ひたすら世間に対して愚痴をこぼす男の手記形式の物語。
自尊心マシマシのモノローグと笑えないギャグの応酬が、わたしの、あなたの、現代社会の共感性羞恥を巻き起こします(?)

《あらすじ》
「わたし」40歳。地下生活者。遺産が転がり込んだのを機に役人を辞め、引きこもったわたしは誰に宛てるでもない手記を黙々とかきつづけている。わたしは何者にもなれなかった。なぜなら頭が良すぎるからだ! 行動することは意味のないことだとわかっているから、19世紀の人間は概して臆病であるべきなんだ!
…わたしの自尊心が人一倍強いこともわかっている。だから病んで片隅に閉じこもっているんだよ。ほんとは善良な正直者に、手のつけられないろくでなしに、虫けらに、英雄になりたかった。だけど、わたしは何者でもない、そんなわたしが何を尊敬できる? 何を軽蔑できる? 何を愛せる?
わたしは、あなた? あなたは、わたし?

ドストエフスキー
(1821-1881)19世紀ロシア文学を代表する世界的巨匠。父はモスクワの慈善病院の医師。1846年の処女作『貧しき人びと』が絶賛を受けるが、1849年、空想的社会主義に関係して逮捕され、シベリアに流刑。この時持病の癲癇が悪化した。出獄すると『死の家の記録』等で復帰。1861年の農奴解放前後の過渡的矛盾の只中にあって、鋭い直観で時代状況の本質を捉え、『地下室の手記』を皮切りに『罪と罰』『白痴』『悪霊』『未成年』『カラマーゾフの兄弟』等、「現代の予言書」とまでよばれた文学を創造した。
新潮社HPより:https://www.shinchosha.co.jp/writer/133/

【出演】
木村波音(東温市地域おこし協力隊) 堀慎太郎 野口聡璃 尾﨑海斗(片隅企画)

【カタスミ・シアター・ラボラトリーとは】
県外公演や本公演では実現しなかったあれこれ(扱えなかった作品・挑戦的演出etc…)を拠点である東温市で思いっきり試してみる、片隅企画プロデュースの創作過程を重視した上演企画です。
右往左往しながら、積み上げては壊しを繰り返して生まれる変なモノに、ぜひご期待ください。

◎オンライン予約
https://r7ticket.jp/01c919497b9e410/