モノ語り『夢の階〜女優 園井恵子32年の生涯〜』

とうおんアートヴィレッジフェスティバル2025
モノ語り『夢の階〜女優 園井恵子32年の生涯〜』
作・演出=忠の仁
出演=鈴木智香子(青年団/サラダボール)

『これを見ると何かが変わる』
この32歳の若さで急逝した女優・園井恵子をどう描くべきか、その答えが『独り芝居』にある。
なにしろずっと語り続けねばならない。園井恵子が饒舌だとは思えないのだが、本音も建前も洗いざらい喋らなければ成立しない。
だが、彼女はどちらかと言えば忘れられた存在である。いやだからこそ、彼女が何を考え、どう行動したかを想像して皆さんの目の前に「園井恵子像」を蘇らせる喜びがある。特に松山が生んだ名優・丸山定夫との繋がりは謎に包まれている。そして何故、運命に導かれるように広島に行き、被ばくと言う凄まじい結末を迎えねばならなかったか。
鈴木智香子さんと二人三脚でこの難しいチャレンジに取り組んで行く所存です。
忠 の 仁

[音楽・演奏]中村和憲
[後見役]木村波音(東温市地域おこし協力隊)

【ご予約・お問い合わせ】
①オンライン予約
https://r7ticket.jp/yumenokizahashi/

②東温アートヴィレッジセンター(10:00-20:00/火曜休館日)
TEL:089-990-7210
③片隅企画
Mailprod.katsumi@gmail.com


園井恵子(そのいけいこ)
岩手県出身の女優。宝塚少女歌劇を夢見ながら、小学校卒業までを岩手郡川口村(現・岩手町)で過ごす。その後両親の反対を押し切り単身大阪へ。1930年ついに夢を叶え宝塚少女歌劇に入団、1942年の退団まで娘役スターとして活躍した。退団後は映画「無法松の一生」(大映)に出演し国民的な名声を得る。しかし1945年8月6日、所属していた移動劇団「桜隊」が当時活動の拠点としていた広島市で被爆、同月21日に32歳という若さで命を落とした。
(写真提供:八幡平市)


忠の仁(ただのじん)

桐朋学園演劇科卒業後、早稲田小劇場、いずみたくフォーリーズを経て、オフィスJIN設立。オリジナル・ミュージカルの作・演出の他に、海外ミュージカルの訳詞を1000曲以上手掛け、コンサートの構成・演出を含め、いずれも高い評価を得ている。その他、由紀さおり・安田祥子姉妹の童謡コンサートなど多数の舞台を創作。2018年に東温市に移住し、その後『ガラ・コンサート』『ダンス・DANCE・だんす』を企画・演出する。


鈴木智香子(すずきちかこ)
俳優。青年団、サラダボール所属。四国学院大学非常勤講師。
1977年東京都出身。早稲田大学卒業後、2001年青年団に入団し『東京ノート』等の国内外の公演に出演。
2007年よりサラダボールの活動に参加、これまでに25本以上の作品に出演。
愛媛県で上演された《TOON戯曲賞2018大賞受賞作品》『草の家』、サラダボール公演『三人姉妹 monologue』、『マクベス dialogue』、『にせ桃太郎』等に出演。
プロフィール写真©Kato Shinpei

日時

2025年12月
12日(金)18:30
13日(土)14:00
14日(日)11:00
※受付開始・開場は開演の30分前。

会場

東温アートヴィレッジセンター/シアターNEST
( 東温市見奈良1125番地 レスパスシティ/クールス・モール2F )
※※伊予鉄道横河原線「見奈良」駅より徒歩約13分
※東温スマートICから車で約5分/川内ICから車で約8分
※無料駐車場あり

アクセスマップはこちら

【料金】
一般:3,000円/25歳以下・65歳以上:2,500円/高校生以下:1,000円
※当日券は+500円
※25歳以下/65歳以上/高校生以下チケットをご購入の方は、当日受付にて年齢の分かる証明書をご提示ください。
※当日精算/全席自由席。

【ご予約・お問い合わせ】
①オンライン予約
https://r7ticket.jp/yumenokizahashi/
②東温アートヴィレッジセンター(10:00-20:00/火曜休館日)
TEL:089-990-7210
③片隅企画
Mail:prod.katsumi@gmail.com

【スタッフ】
舞台美術|野村真紀(東宝舞台)
音響|高橋克司(東温音響)
照明|須賀谷沙木子
振付|森奈みはる
衣装|濱田由紀子
演出助手|福島優菜(片隅企画)
宣伝美術|YOKO ABE DESIGN
制作|大瀬戸正宗(片隅企画/サラダボール/東温市地域おこし協力隊)

[主催]東温市移住定住促進協議会
[共催]園井恵子を語り継ぐ会 東温市 片隅企画
[後援]松山市民劇場 丸山定夫を語る会
[協力]東温アートヴィレッジセンター 青年団 サラダボール 神戸演劇鑑賞会