東温市民劇団公演「ダウト?信じる信じないは…」

posted on 2021.10.24

とうおんアートヴィレッジフェスティバル2021
東温市民劇団公演「ダウト?信じる信じないは…」

東温市内に残る伝承を元に、横河原や見奈良など市内様々な場所でフィールドワークを行い書き上げた、オリジナルストーリーが市民の手で舞台作品となった今回のフェスティバル企画、無事に幕を降ろしました。

幕末・昭和初期・現代の3つの時代を舞台に、隠れ切支丹×狸×占い師が物語を紡ぎます。
舞台を通して東温に、東温を通して舞台に触れられる企画となりました。

劇場ロビーでは「横河原いずみ会」様のご協力により、横河原の歴史写真展を同時開催。懐かしく見ておられる方や、展示写真に写っている方のご家族様にもご来場いただき、東温市の歴史と現代が繋がる非常に貴重な機会が生まれたように思います。

厳しい状況下の中でもこうして劇場に足をお運びいただきました皆様、ご理解いただきました皆様、誠にありがとうございました!

東温市内でフィールドワークを行い書き上げた東温市横河原や見奈良を舞台にしたオリジナル作品。
幕末・昭和初期・現代の3つの時代を舞台に、隠れ切支丹×狸×占い師が物語を紡ぎます。


【脚本・演出】忠の仁  


【あらすじ】
幕末の頃、西条藩の小さな漁村を追われた隠れキリシタンの父娘が辿り着いた先は横河原。時代は下り昭和初期、その商店街の一角にあった芝居小屋『旭館』では女講談師が「二本松」のお社にある身代わり狸の話と見奈良を襲った旱魃に苦しむ若夫婦の話を語る。そして現代の横河原で占い屋を営む隠れキリシタンの若者。一見無関係に見える三つの時代の物語を繋ぐテーマは「自己犠牲の愛」。東温市に材を求めた壮大な夢物語が今幕を開ける。


【出演】
忽那 一樹(劇団まんまる)
渡辺 輝世美
矢葺 晋也
斉藤 かおる
渡邉 千寿
原 真礼

愛洲 恵
愛洲 桃菜
松友 愛実
橋田 杏
橋田 葵
光田 理乃
松友 優花
曽我部 朋子


【スタッフ】
舞台美術:森 俊(森工房)
照明:高山 泰秀
音響:高橋 克司(東温音響)
舞台監督:東海林 葉子
衣装:新名 真裕美(にーな企画)・大塚 砂智・竹内佳美
演出助手:渡辺 輝世美
制作:愛洲 恵
スタッフ:田中直樹・大野さとみ・大本幸子

主催:東温市移住定住促進協議会
共催:東温市
協力:門田商店、しらかた時計眼鏡店、水天宮、松末商店、ぼたん茶屋、横河原いずみ会、東温アートヴィレッジセンター
企画:東温市民劇団
助成:令和3年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業

今後の公演情報