針山愛美氏によるバレエ公演&ワークショップ『ダンス!DANCE!だんす!〜白鳥が津軽三味線に出逢う時〜』

posted on 2023.09.03

東温アートヴィレッジフェスティバル2023のプログラムとして、2023年9月2日、3日にバレエダンサーの針山愛美さんによるバレエ公演とバレエワークショップが行われました。

 

とうおんアートヴィレッジフェスティバル2023参加企画 バレエ公演&バレエワークショップ
ダンス!DANCE!だんす! 
〜白鳥が津軽三味線に出逢う時〜

今年で3回目の本企画。 今回のテーマは「和風バレエへの挑戦」です。
世界的に活躍するバレエダンサー・針山愛美さんを今年もお招きし、津軽三味線とチェロを交え小作品「瀕死の白鳥」を踊ります。また、公演前には針山さんによるバレエワークショップ(初級クラス:小学生向け/上級クラス:中学生以上向け)を開催致します。

「瀕死の白鳥」ってどんな曲?

カミーユ・サン=サーンスによる組曲『動物の謝肉祭』の「白鳥」を用いて、 湖に浮かぶ一羽の傷ついた白鳥が、生きるために必死にもがき、やがて息絶えるまで描いた小作品。 ミハイル・フォーキンが1907年にアンナ・パブロワのために振り付けたとされる。アンナ・パブロワの代表的な作品であり、至高の出来と評価される踊りであったために、アンナ・パブロワの死後、彼女の名を汚さぬよう、またパヴロワと比較されてしまうのを恐れて、『瀕死の白鳥』 は以後同じロシアの偉大なバレエダンサーマイヤ・プリセツカヤが違う振り付けで踊るまで20年間誰も踊ることがなかった。

バレエ・アーカイブより引用
https://ballet-archive.tosei-showa-music.ac.jp/works/view/24

【出演者】

バレエ/針山 愛美(はりやま えみ)
ボリショイバレエ学校を首席で卒業。ウラジミール・マラーホフ率いるベルリン国立バレエ団やアメリカのボストンバレエ、ロシア等で活躍。レニングラード国立バレエに招かれ、『白鳥の湖』と『ジゼル』に主演。ニューヨーク国際バレエコンクールで日本人初の銅メダル。パリインターナショナルコンクールで金賞なしの銀賞受賞など。ベルリンフィルハーモニー管弦楽団とベルリンで共演等コラボレーション。近年ではウラジミール・マラーホフのアシスタントとして世界で活躍。テレビ「情熱大陸」に海外で活躍するバレリーナとして取り上げられる。

津軽三味線/片山 慈 (かたやま めぐみ)
東温市在住。神谷茂良氏に師事
津軽三味線教室「津軽三味線絢の会」主宰。
第16回全国津軽三味線コンクール大阪大会壮年の部優勝。第3回津軽三味線みちのく全国大会壮年女性の部優勝。第12回全国津軽競技会名古屋大会壮年女性の部優勝。

チェロ/上月 典子 (こうづき のりこ)
愛媛大学教育学部 特設音楽科 ピアノ科卒業。
小学4年生の頃カザルスの弾く『鳥の歌』を耳にし、以来チェロに憧れ続ける。
大学入学後、副専攻としてチェロを始め、独学の後、数年間ナサニエル・ローゼン氏のレッスンを受ける。ピアノのレッスン講師やチェロ&アイリッシュハープのグループ『アイリス』として活動する。